環境配慮型棺・・・北米産松と古紙で作った3層構造のダンボール棺
松は成長が早く、植林を計画的に行えば従来のラワン材に比べて乱伐になりにくい。
また、接着剤にはトウモロコシを主原料にしたものを使い、燃やす際の窒素酸化物などを減らした。
以前は壊れやすいという弱点があったが、その欠点を解消することに成功している。
外観からダンボールであることは分からない。
土の中で分解する骨壷
植物性たんぱく質が原料で、サイズは数種類ある。
蓄冷剤
遺体に使うドライアイスに蓄冷剤を併用して二酸化炭素の排出量を削減。
蓄冷剤は消毒すれば繰り返し使えるので、コスト削減にもつながる。
その他葬送品
間伐材で作った副葬品(そのままでは棺にいれられないような金属製品など-ゴルフクラブなど)
墓石の代わりに植物を植える庭園墓地
「エコロジー葬送」
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紫苑の個人的感想 |
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最近は葬儀のスタイルも人それぞれ、個性的になりつつあります。生前から自分の葬儀のスタイルを考えて、中には予約する人もいるとか。
こういった環境に配慮する形の葬儀は、従来より少し出費が増えてしまいますが(今のところ)それでも利用したいという人がたくさんいるということは、環境への関心の高さが表れていると思います。
これから高齢化社会で、ますます自分の最後に関心を抱く人が増えると思うので、この「エコ葬送」はどんどん広がるのではないかなぁと思いました。
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ダンボール製ひつぎ→木の乱伐防止
土の中で分解する骨壷
ドライアイスに再利用可能な蓄冷剤→二酸化炭素軽減
環境に配慮する取り組みはさまざまな分野で行われているが、葬送業界でも例外ではないようだ。
たとえば棺は、従来のものより若干高い10万円程度で流通しているが、環境に配慮しながらも、
故人の尊厳も守られるということで、人々の関心が高まっている。これからますます広がっていくと考えられる。